終了検定

朝8時に集合。
いっぺーは昨日の時点で終了検定は通っているので
アドバイスを受けまくる。
そして励まされ時は来た。
まずは俺の番・・・
乗車、発信の手順は問題なし。
加速も半クラもまあ悪くないだろう。
指示速度30kmもクリア。
クランクもギリギリ・・・
坂道、見通しの悪い交差点、踏み切りはまずまず
だったとしても最後の難関がまずかった。
S字・・・
慎重になりすぎて入るのが遅かった!
外側前輪わずかにこする。
ひいいいいいい!!!
縁石に乗り上げてそのまま走行したら
1発検定中止です。
勿論乗り上げないでこすったまま走行してもアウト。
S字で4回乗り上げてもアウト。
この1回。まだこすっただけだがコレが俺に与える
精神ダメージはとてつもないものだった。
とりあえずこのままの走行は危険なのでバック。
ギアをバックに入れアクセルを吹かして以前の位置へ。
そしてやり直し・・・。
ギアをローに戻した瞬間俺はある重大なミスを
犯してしまったことに気づいた・・・。
後方安全確認してNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
危険事項は一発検定中止・・・
安全確認無しのバックなんて危険極まりないじゃん!
精神ダメージはとてつもない。
もはや持ち直すことなど不可能。
考えれば考えるほど土壺にはまる。
俺に残された手段は1つ。
無我。
思考をリセットする。
何も考えないゆえ精神の衰弱など受け付けない。
頼れるのはS字を成功した時のあの感覚。
それを頼りに進む。
始めに失敗したのが嘘のように成功。
そして発着点へ。
後方確認の事は教官にも言われた。
正直受かるかどうか怪しい。
笠原は大丈夫なようだった。
発表を待ちつつ午後の学科試験の勉強。
いつまでも後悔はしていられない。
今する事は学科勉強だけ。
学科勉強を一通り終えたところで結果発表!
合格でした!
もちろん笠原も!
一瞬喜ぶが油断してはいけない。
まだ学科試験があるので二人ともこれ以上喜ぶことは
しないで自粛。
そして学科試験。
俺は問題なく解けたと自信満々。
笠原は自信が無くて不安な問題を4つ挙げてきた。
全部間違ってるじゃん。
ますます落ち込む笠原。
そしていよいよ結果発表の時。
結果は・・・
二人とも合格!
まじよかった・・・。
点数が気になるので教官に聞いてみると・・・。
教官「笠原君は・・・90点です。」
笠原「あぶねえええええええええ」
俺「先生!あおかびは何点ですか!」
先生「えーと、92点だね」
笠原「俺と大して変わらないじゃんか!」
俺「あぶねええ・・・・」
ミスったら卒業3日伸びるところでした。
危ない危ない・・・・
まあなんとか合格したので3人で喜び合いました。
いよいよここからは後半戦です。
早速夕方から乗車でした。
路上は緊張したけど教習場内ほど入り組んでないし
走りやすかったです。
ただ夜は暗くて怖いってのが3人同じ意見でした。
明日からまた大変になるぞー!


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