今日という一日が意味のある一日だったのかどうかは
まだ分からない。
それは1年後に分かる事。
この先の自分の人生の為に
今日何があったのかきちんと記しておこうと思う。
今日もいつもと変わらず楽しい1日になる。
学友と授業を受け、空いた時間はいろんなことを話して。
そんなこと当たり前で
当たり前すぎて気にも止めない。
今日もそんな日になるだろうと思っていた・・・。
2限から出席。
システムシミュレーション。
2連続で(無断)休講だったので
もしかして授業ないのか?なんて思ったりも
しましたけど、ちゃんとあってよかったです。
やはり内藤の読みどおり
先生「てっきり授業は10月からかと・・・」
そんなような話を面白おかしく聴いてました。
うちの学校授業早くてごめんねー。
ちなみにこの先生、特別講師で
IBMの研究所から来ている第一線の技術者です。
そんなわけで教えてくれるDB(データベース)の話は
結構面白いんですが
"先生"じゃあないので、やはり慣れてない様子。
でも第一線の技術者に教えてもらえるのは
ありがたいことです、ほんと。
授業を終えて本館でSPI試験結果を受け取って
学生食堂へ。
結果は
全国、4545/22007位
校内、67/467位
標準得点57.2
やっぱだめでした。
SPIはもっと勉強しないと駄目だな。
ちなみに中村は校内30くらい。
高木は校内2位、モンスター級。
やっぱ皆違うなー。
内藤にはほんとがんばってほしいです。
専門知識なら俺らの中TOPなのに。。。
皆で昼食を食べた後、3限の教室へ。
オブジェクト指向プログラミング(Java)
期待してたけどちょっとがっかり。
Cの初級内容をやってる程度。
オブジェクトじゃねー。
3限を終える前に内藤がリタイヤ。
風邪らしい・・・。
高木は4限へ向かい、俺と中村はO教授の所へ。
色んな事訊きました。
研究室のことを初め、論文、学会のこと。
大学院のこと・・・。
O「う〜ん、横浜国立・・・農工かあ・・・・」
O「あんまりお勧めしないなあ」
O「行くんだったら、東大、早稲田、慶応、東工大、電通」
俺「えっ・・・でも東大は流石に・・・」
O「無理じゃないよ、今年1人受かってるよ」
かなり驚いた。
この大学から!?ほんとにこの大学から!?
この3流大から東京大学・・・!?
俺「凄いですね・・・」
O「死に物狂いでやれば大丈夫だよ」
O「ただ2月からやって・・・ほんとに必死だったね」
驚きの連発。
2月から?2月なんてまだ5ヶ月先。
もしかしたら俺もいけるかも知れない。
そんなことさえ考えてしまうほど凄いこと。
何しろ学内初、東大院。
O「気になるなら先生より先輩に直接聞いたほうが
為になると思いますよ」
俺「えっ!今どこにいるんですか、その人は?」
O「あ、うちの研究室じゃないよ」
O「S教授のとこ、多分今いるんじゃないかな?」
S教授といえば学内では悪名高い先生・・・。
性格が極めて特殊な為
教授を好む生徒と嫌う生徒で大きく分かれている・・。
ちなみに俺は中立寄りだが嫌いな方である。
好きな人なんて5%くらいじゃないのかなあ。。。
O教授の話はとても為になりました。
ソフト系の開発研究室としては良いほうだし
先生が気さく。
Linux関係もいじってるし
この研究室で決まりかな。
O先生の話を終えて高木と合流。
俺「なんか東大合格したのがいるらしいよ・・」
高木「まじで?神じゃん」
俺「すげーよなー・・・」
高木「あおかびも神になるんだ」
なれたらいいよね・・・・
3人で東大合格者の話を聞きに行く事に。
今思えばこれがもう失敗だった・・・。
この後はS先生に
「いきなり何だ、ちゃんと話せ」
だとか色々言われ
中村が「O先生に言われて来たんです、研究室の場所
教えてください」
というフォローによりますます状況は悪化。
3人説教され・・・
「興味があるならついてきなさい」
S先生の研究室へと・・。
入ってまず訊かれた事は
「東大院に受かったA君の話を訊きたくてきたのか?」
「はい」
「じゃあ私の研究室に興味があるわけじゃないと?」
「はい」
「説明会は来た?」
「いいえ・・・」
「私の研究室が大学院受験を指導してる所
だということは知っている?」
「いいえ・・・」
「じゃあ今日はA君に会いたくて来た訳なんだな」
「はい、A先輩方の話を聞きたくて・・・」
「先輩方?ということはA君じゃなくてもいいわけだ」
「いえ、そういうわけではなく・・」
「つまり君も(あわよくば)東大に入りたいと?」
「そういうことなんじゃないのか?」
「いえ、違うんですけども・・・・」
「はっきりしないな・・・」
(東大に受かるほどの勉強法等を聞きたいのであって
俺があくまで入りたいのは東工大か電通大だから・・・)
「はい・・・すいません」
「大体ね、A君はどこぞの知らない奴に
はい、これこれはこうですよ、なんて簡単に話す子じゃ
ないんだよ・・・・」
「ただでさえシャイなんだから・・・」
「それに中間発表(卒研)控えてる大事な時に
あーだこーだよけいな手間かけさせたくないんだよ」
「タイミングが悪い」
「相手の気持ちというものを考えなさい」
(全くそのとおりでございます・・・)
「大体君はどうなの、勉強できるの?」
「えと・・・多分学内3分の1以上です・・・」
「ええ!?1位とか2位とか10位以内じゃないの?」
「はい・・・・」
・・・てか、この大学は順位出してないだろう・・・。
「そんなんで軽い興味本位で
取り巻きしょってダーっと来るなんて迷惑だよ」
(はい、時期も尋ね方も全て自分のミスです・・・・)
人は涙を我慢できない時ってのが必ずあるものです。
貴方はこの前いつ泣きましたか?
馬鹿にされたとき?
親族が死んでしまったとき?
それとも喧嘩したとき?
貴方の涙の理由は何ですか?
悔しかったから?
悲しかったから?
痛かったから?
俺も人間、少なからずプライドだってあるし
散々けなされれば傷つきもします。
傷ついてもそれでも感情的になってはいけない。
少なくとも今はその時じゃないし
それに先生が言っていることは間違いじゃあない。
人に物を尋ねる態度がなってなかった。
自分の身の程を思い知らされた。
過ちだらけの行動。
間違いじゃない。先生の言う事は間違いじゃない。
今の今まで涙を堪えてきた。
けれども次の言葉だけは耐えられなかった。
「それになんだよ、さっきのアレは」
(中村の反論と集団で押しかけたこと)
「人が話して教えてやってるのにあの態度」
「大体チャラチャラしてるしさー」
「普通ならぶん殴ってやる所だよ」
「全く礼儀ってものを知らない」
「そう思わない?腹立たしいと思わない?」
涙が止まらなかった。
痛くても悔しくても耐えてきた。
けれど悲しかった。
耐えられなかった。
貴方が馬鹿にした高木は学年2位。
貴方が礼儀がなってないと言った中村のその行動
それは俺をフォローしてるもの。
ぶん殴ってる?礼儀を知らない?
そ う 思 わ な い ?
それは仮にも友人であると見て取れる
俺に言う言葉ではない。
これだけは確実にいえる。
それは俺に言う言葉じゃない。
友人を馬鹿にされたことと
この先生の傲慢な態度がとにかく悲しかった。
「・・・ちょっと、失礼します」
ハンカチは持っておくものである。
「あらあら(失笑)、もう泣いちゃうの」
泣いている相手には悪いと思ったのか
物腰は柔らかくなったが
また同じ事を繰り返ししゃべり続けるS先生。
話半分である。
もうこの人間から得られるものは何も無いと思った。
説教は続き
最後の最後に
「今日は都合が悪いけど明日以降ならいいよ」
「私がA君との間のクッション材になってあげるから」
「いつA君と会いたいの」
「いいです・・・」
「え?いいってなにが」
「クッション材になってもらわなくて結構です」
「いや、クッション材なんてたいしたもんじゃないよ」
「で、いつならいいの」
「いえ、大変申し訳ないのですが
遠慮させていただきます・・・」
「!?じゃあこの時間はどうなる」
「わざわざ私が用意してあげたこの今の時間は!」
「無駄になるじゃないか!私の気持ちも考えなさい」
気持ち?
じゃあ目の前の生徒が何で泣いてるのか考えろよ。
友人馬鹿にされた気持ち考えろよ。
私の気持ちも考えなさい。
そっくりそのまま返してやる。
自分が全て正しいのか?
自分は間違ってないのかよ。
立場は尋ねてる俺が下で、お前が上だよ。
けどお前が発した言葉は全部完璧なのかよ。
相手の気持ち考えた上での発言なのかよ・・・。
尋ねてみれば相手(A君)の気持ちを考えろ
断るとあらば私の気持ちを考えろ
「それって脅迫じゃないですか?」
「脅迫って・・・(笑」
・・・
「で、どうするの」
「申し訳ございません、大変勝手ながら辞退・・・」
「ああ、そうか!出てけ」
「はい・・・失礼しました」
「あー、ちょっと待ちなさい」
「君、名前は何? 最初にちゃんと名乗りなさい」
最後まで痛い所突いてきます。
そう、学年は述べても名前は述べなかったんですよね。
何でかって・・・?
前に述べた事があるし
この先生の授業は2つともほぼ完璧な点数(100と98)を
収めてるから
言わなくてもいいかと思ったんですけど・・・。
そうそう覚えてるもんじゃないんですね。
「○○です」
「はい、○○君ね」
あー、こりゃ要チェック入ったなあ・・・。
「失礼しました・・・」
「はい」
そして家路へ。
帰りに荒井に会いました。
励ましてくれました。
やはり持つべきものは友です。
少し話した後は気分転換に酒の話とか。
気がまぎれてよかった・・・。
ありがとう。
そして家について現在コレを書いてる所です。
東大院は俺には無理かもしれない。
東工大院も無理かもしれない。
ただ三流大から一流大に行ったという例はあるし
俺にはまだまだチャンスはある。
S先生を見返すわけではないけど
そのくらいの意気込みで院試、勉強。
臨みたいと思います。
あ、ちなみにどっちかというと東工大のが好きです。
理由は2つ。
1つは家から近いこと。
もう1つは東工大はまだうちの大学から進学例が
ないからです(笑
涙の訳
投稿日
カテゴリー:
投稿者:
タグ:
コメントを残す