バイト

今日は3コマが無い、ということで皆でバーミヤンへ。
中村がバイト初めての給料が入ったという事で
奢ってくれました。
ごちそうさまです!!
食った後は微積出席して帰りました。
そしてすぐバイトへ。
今日はお世話になったT先輩最後の日でした。
3年間働いたこのローソンとも今日でお別れです。
いつもどおり6時半に出勤して店長に
後輩と別のシフトになれるか聞いてみたところ。
店長「無理だなぁー、K(その後輩)のどこが嫌なのよ」
とかまた始まりました・・・
まぁそんな事は置いといて
最終日でも先輩は普通でした。
まぁ確かにバイトしに来てる訳だからいつもと同じなわけですが。
いつもより気合はいってました。
いらっしゃいませとかカナリ。
そんな中俺も調子を合わせるが
後輩の奴は全然声出さないし終わってる。
無事10時までやり遂げてついに先輩のバイト生活が終わる。
お疲れ様です。
O先輩もT先輩のラストに駆けつけてくれました。
仲間っていいなぁ。
夜勤のY.O先輩からは10時と丁度に長文のお疲れ様メールが。
ほんとT先輩は皆から好かれてます。
そんな中何もいわずに後輩Kが帰ろうとする。
T「Kさん、これからがんばってね」
K「はいっ」
T「N(新人)君のことよろしくね!」
K「はい」
T「いままでありがとうね、後は頼んだよ」
K「はい」
そして手を振る俺ら3人。
・・・・あれ?
「はい」ってなんだよクソヤロウ
俺「Kさん・・・今までありがとうございましたとか言いませんでしたね」
T「あははは、いわなかったなー」
O「あそこは一言欲しかったなー」
なんなのあいつ・・・マジクソだろ。。
バックルームに戻った3人はそれから色々なことを話してました。
思い出話とか最近の事とか。
バイトはこれで最後だけど俺たち3人の絆が
これはまだ最後じゃない、と言っていたので
3人ともあまり悲しくはありませんでした。
1時間話していよいよ店を出るときが来る・・・。
バックルームを出て先輩が振り返る。
なんだ?と思ったら
T「ありがとうございました」
先輩・・・
カウンターへ行き
T「(夜勤二人に向かって)おつかれさまでしたー!!」
夜勤の二人も接客中でもこっちを向いて最後の挨拶を交わす。
「お疲れ様でした!!」
ドアを開け振り返るT先輩。
「ありがとうございました!!!」
先輩の最後のバイトは
店長に熱く背中を押されて
副店長も休みにかかわらず店にやってきて
常連のお客さんからも熱い言葉をかけられて
本当にT先輩は幸せ者です。
わがローソンの古株にして
夕勤の看板的存在でもあったT先輩。
今までありがとうございました!!!
こうしてT先輩の長かったローソンのバイトは終わりを告げた。
O先輩は先に原付で帰宅。
俺とT先輩は自転車で帰りました。
いつも「マッハ!」が売りの先輩の自転車も今日だけは少しだけ遅かったです。
俺「先輩、いままでありがとうございました。」
T「おう、これからもがんばれよ」
T「お前は先輩なんだから」
T「Kなんてガツンと言ってやれ」
T「お前が辞める必要は無い」
T「これからはお前の時代よ」
先輩の残した言葉は俺の胸に焼きつき
つい数時間前に店長に言った辞めたいという言葉
思いを消し去った。
T先輩・・・
最後の信号を渡り分かれ道へ。
1時間前に先輩のアドレスを教えてもらった時の初メールが
「ひたすら走れ」だった
少し先輩の言いたい事が分かった気がする。
T「じゃあね、がんばれよー」
T「ひたすら走れ!!」
俺「はい!」
俺「ありがとうございました」
俺「ありがとうございました!!」
2度目は1度目よりも大きく。
そして自転車を降りて深く頭を下げた。
きっと先輩に伝わったはずだ。
感謝の気持ちが。
バイト入った時からいろいろな事を教えてもらった。
一番お世話になった人かもしれない。
いつも優しく接客はとても紳士的とはいえない感じだったけれど
お客さんから愛される先輩のあの姿はとても輝いていた。
これからは介護系の仕事に就くらしい。
資格も取って研修も終わった先輩にとってその門は
既にあと一歩なのだった。
俺もがんばります、だから先輩も
がんばってください!
今までありがとうございました!


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