教訓:外注のコードは信じるな 特に臭い奴のコードは

今日は愚痴です。
(以下でやたら「外注」という言葉が出てきますが「派遣」とか「協力会社社員」の方が近いかもしれません。)

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今やってるプロジェクトは1ヶ月の小規模の改修で、レベルとしては低い方。

そのため、プロジェクト開始当初からメンバー全員が楽勝だと思っていました。

上司はそれでもスケジュールを長めにとってくれて、開発側としては物凄く恵まれた仕事になる・・・はずでした。

そう、たった一人、あいつさえ居なければ・・・。

プロジェクトが始まり、設計は俺+同僚(先輩)、開発は外注を入れて、自分+外注ですることになりました。

正直自分一人でも少し残業すれば十分行けるんじゃないか・・・という感じ。

それでも上司の計らいで余裕を持ってやろう・・・と、外注を入れて作業開始しました。

―外注がやってきて初日、早速怪しい臭いを感じる。

外注「ソースコードはどこにあるんですか?」

同僚「ソースはSVNで管理してあるんですよ。ですから」

外注「SVN・・・?」

同僚「SVN使ったことありません?他のCVSとか・・・バージョン管理システムは何か経験あります?」

外注「いえ・・・、バージョン管理・・・使ったことあるような・・・」

おいおい・・・お前30歳以上で明らかに経験者だろう・・・

それでバージョン管理システムでピンと来ないってどうなんだよ・・・。

―何日かして、また怪しい臭いを感じる。

外注「すみません、ここでSQL実行するとエラー出ちゃうんですけど・・・。

え・・・ちょっとおまえ、もしかしてデバッグモードしらねーの・・・?

俺「そうですか・・・じゃあブレイクポイントを設定して、ちょっと見てみますか。」

俺「あー・・・、なんかここでこのメソッド実行すると、中でDBのコネクションを開放しちゃうみたいですね・・・。」

この程度は普通にこなしてほしい・・・。

―何日かして、またまた怪しい臭いを感じる。

外注「あおかびさん、仕様書ではここでエラーチェックを行うってあるんですけど、チェックの内容が書いていなくって・・・

俺「あれ・・・?えーと・・・ここにありますよね、チェック内容は既存の○○と同一とするって」

おいおい、もしかして仕様書読む能力も無いのか・・・?

それとも1から10まで書かれてないと 出来ない人か・・・?

1から10まで書かれてる仕様とか、もうそれプログラムですから!今回そこまでする時間は無いですから!

とにかく色々やばかったです。

あとあと分かったことだけどこの外注、開発経験は最低でも5年以上あるらしいです。

俺と同等かそれ以上・・・。 いくらなんでも酷い。。。

そして外注のコードからバグが大量に検出されて今に至ります。

合計25件くらいバグが出ましたが17件くらいは外注のバグです。外注の担当の割合は半分以下なのに・・・。

仕様書に問題あったら仕様書直しておいてって言ったのに直ってない所多いし・・・。

単体テストの仕様書、「形だけ作ったので、追記して」って言ったのに全然追記されてないから漏れ漏れだし。

一番むかついたのが仕様書通り作られてないことが多いということ。

特にピキピキ来たのが、仕様書には「エラーチェックはセルからフォーカスが外れたときに行う。」と書いてあるにも関わらず、

「更新ボタン押下時にエラーチェックを行う。」と勝手に解釈しやがったこと・・・。

絶対これ、わざとです。仕様書にはしつこくフォーカスアウトって書いてあるのに、読み間違えようがない。

おおかたJavaScriptでフォーカスアウトによるチェックができないから逃げたんでしょう。

「分からないことがあったら遠慮しないで言ってください 」って俺も同僚も言ったのに。何度も。

外の人間だから遠慮してはいるものの、微妙に態度が偉そうだったし・・・ 、年下の俺に聞き辛かったのでしょう。

そんな訳で愚痴でした。

次の機会はしっかり外注管理しようと思います。基本、外注のコードは信じてはいけない・・!

上司に「外注の管理は同僚がやれ!」と言われても、俺がするくらいの勢いで管理しようと思います。

少なくとも、 仕様通りかのチェックとコードレビューは実施しようと思います。

というか、今回それしっかりやってればなあ・・・。

結局は自分の責任なんでしょうね。

 


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