技術者として死にそう

最近、以下の記事が非常に話題になっていました。

退職します. 拝承

その中に以下のような記述があります。(引用)

自分の能力を出せず, 非常に苦しんでいた. 社会人としてではなく, 技術者としてこんなことで良いのかと苦しんでいた. 好き勝手働ける環境など存在し得ないことは当たり前だが, 働きづらい環境の中で, 能力の一割も発揮出来ていないと感じていたし, このままでは市場価値を失って転職が不可能になると思っていた. 

同感です。

自分は上記の著者のような天才ではないので、能力の一割も発揮できていない、ということはありませんが・・・。自分の市場価値やべえなーとか、このままでいいのかとか、三割も力出し切れていないなーと思うことはあります。

会社や上司の方針では今後ますます自分たちが開発することはなくなっていくようです。自分はExcel信者になったり、人を使うために今の会社に入ったわけではないので辛いです。

これから5年、10年会社に従って経験を積んだとして、そこから自分は何を売りにすればいいのか全く想像できません。マネジメントできます、とでも言うのでしょうか・・・。さて、一体何をマネジメントできるのか。往々にして人は管理できないというのに・・・。

(インフラエンジニアは別として)絶対コードから離れたら技術者としては終わりだと思うんですよね。コードが書けない技術者が良いソフトウェアを作れるのかと言われるとほとんどNOだと思います。これは歴史が証明していると思います。本を読む限り・自分が知る偉人の限りでは、ですが。

周りのコードが書けない年配者を見ると、何かしらの物事をなんとなく理解するだけで終わったり、人に指示するだけで丸投げだったり、何か説明しても全く理解できていなかったりでろくなスキルを持っていません。企業の一社員としてはもしかするときっちり成果はあげてるのかもしれませんが、技術者として見るとどうなんでしょうか。

単純に自分がコーディングが好きということもありますし。楽しいことを仕事にしたいです。

そんな訳で今の開発から離れる会社の方針は自分には合わない気がしています。このままだと技術者として死にそうです。何とかしないと。

今はまだ考えがまとまっていない段階です。何を優先して何を捨てるのか、ちゃんと考えないと。


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